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言尻
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ことばじり
ふりがな文庫
“
言尻
(
ことばじり
)” の例文
学円 ああ、うっかり泊りなぞお聞きなさらぬが
可
(
い
)
い。
言尻
(
ことばじり
)
に着いて、宿の御無心申さんとも限らんぞ。はははは、いや、
串戯
(
じょうだん
)
じゃ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
勝美
(
かつみ
)
夫人の問題へ話題を進めようと思いましたから、早速三浦の
言尻
(
ことばじり
)
をつかまえて、『そんなに君が旧弊好きなら、あの開化な細君はどうするのだ。』と、
探
(
さぐ
)
りの
錘
(
おもり
)
を投げこみました。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「フム、
他
(
ひと
)
の
言尻
(
ことばじり
)
を
攫
(
つかま
)
へて
反抗
(
はんこう
)
するんだな。」
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「それでは、当伊勢はお
馴
(
な
)
れ遊ばしたもので、この辺には御親類でもおありなさりますという。——」と、婆々は客の
言尻
(
ことばじり
)
について見たが、その実、土地馴れぬことは一目見ても分るのであった。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出