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言外
ふりがな文庫
“言外”の読み方と例文
読み方
割合
げんがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんがい
(逆引き)
それがうまくいったら、筆屋の油御用のほうも、
奔走
(
ほんそう
)
して
纏
(
まと
)
めてやろう——そうは言わないが、いわなくても解っている。山城守と長庵のあいだの、
言外
(
げんがい
)
の交換条件であった。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
老所長の言葉は、なんだか六条子爵のことを
言外
(
げんがい
)
に含めていっているようにも
響
(
ひび
)
いた。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
酸
(
す
)
ッぱくしても云わぬそれでも結局のところ相手はやはり当の本人の佐助であることが
言外
(
げんがい
)
に
酌
(
く
)
み取れた決して白状しませぬとこいさんに約束した手前を
恐
(
おそ
)
れて
明瞭
(
めいりょう
)
には云わないのだがそれを
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
言外(げんがい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“言外”の意味
《名詞》
言葉に表現されない部分。
(出典:Wiktionary)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
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“言外”のふりがなが多い著者
林不忘
谷崎潤一郎
海野十三