“複線（ふくせん）” の例文

關東大地震後（かんとうだいぢしんご）、この方面（ほうめん）に於（お）ける研究（けんきゆう）も大（おほ）いに進（すゝ）み、或（あるひ）は鐵管（てつかん）の繼手（つぎて）の改良（かいりよう）、或（あるひ）は地盤不良（ぢばんふりよう）な場所（ばしよ）を避（さ）けて敷設（ふせつ）すること、止（や）むを得（え）なければ豫備（よび）の複線（ふくせん）を設（まう）けることなど

地震の話 (旧字旧仮名) ／ 今村明恒(著)

“複線”の意味

《名詞》
複 線（ふくせん）

複数の平行している線。対義語は単線。

［比喩］ （語釈1に譬えて）併存する複数の道筋。対義語は単線。

［鉄道（広義）］ 複線軌道（上り・下りの線路が並行して敷設されている軌道）が敷設されていること。また、その軌道。対義語は、鉄道における単線（単線軌道）。

［鉄道（狭義）］ 語釈3のうち、上りと下りの2本で構成される複線軌道のみを指す。複々線・三複線・四複線などの他の複線軌道と区別される。対義語は、鉄道における単線（単線軌道）。
(出典:Wiktionary)

“複線”の解説

複線（ふくせん、en: double track）とは、鉄道の軌道を上り列車用と下り列車用にそれぞれ専用の軌道を敷設した線路施設。
(出典:Wikipedia)

複	常用漢字 小５ 部首:⾐ 14画
線	常用漢字 小２ 部首:⽷ 15画