“複葉”の読み方と例文
読み方割合
ふくよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牡丹は、の高さ通常は九〇〜一二〇センチメートルばかりに成長し、まばらに分枝ぶんしする。春早く芽がで、葉は互生ごせいして葉柄ようへいがあり、二回、三回分裂して複葉ふくようの姿をなしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
時にはこれらの角柱の両端に六華の花が咲いてつづみのような形になったもの、それが段々にかさなって昔の複葉ふくよう飛行機のような形をしたものなどが全山をうずめ尽くすようなこともまれではなかった。
雪を作る話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)