トップ
>
複葉
>
ふくよう
ふりがな文庫
“
複葉
(
ふくよう
)” の例文
牡丹は、
樹
(
き
)
の高さ通常は九〇〜一二〇センチメートルばかりに成長し、まばらに
分枝
(
ぶんし
)
する。春早く芽が
出
(
い
)
で、葉は
互生
(
ごせい
)
して
葉柄
(
ようへい
)
があり、二回、三回分裂して
複葉
(
ふくよう
)
の姿をなしている。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
時にはこれらの角柱の両端に六華の花が咲いて
鼓
(
つづみ
)
のような形になったもの、それが段々に
重
(
かさな
)
って昔の
複葉
(
ふくよう
)
飛行機のような形をしたものなどが全山を
埋
(
うず
)
め尽くすようなことも
稀
(
まれ
)
ではなかった。
雪を作る話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
“複葉”の解説
複葉(ふくよう、compound leaf)とは、葉身が複数の小部分に完全に分かれた葉のことを指す。逆に葉身が1枚の連続した面からなる葉を単葉(たんよう、simple leaf)と呼ぶ。複葉は単葉の葉身の切れ込みが深くなり、主脈の部分にまで達した状態であると解釈される。
複葉の小葉柄の基部には腋芽ができないため、葉片が複葉の一部なのか単葉なのかは腋芽の有無によって区別される。
(出典:Wikipedia)
複
常用漢字
小5
部首:⾐
14画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“複”で始まる語句
複雑
複雜
複合
複写
複
複製
複姓
複式火山
複々
複線