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裸裎
ふりがな文庫
“裸裎”の読み方と例文
読み方
割合
らてい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らてい
(逆引き)
車夫は白い
肌衣
(
はだぎ
)
一枚のもあれば、上半身全く
裸裎
(
らてい
)
にしているのもある。
手拭
(
てぬぐい
)
で体を
拭
(
ふ
)
いて絞っているのを見れば、汗はざっと音を立てて地上に
灑
(
そそ
)
ぐ。
余興
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
身に
挂
(
か
)
けたるは、大抵襦袢一枚のみにて、唯だ稀に短き
中單
(
チヨキ
)
を襲ねたるが
雜
(
まじ
)
れり。「ラツツアロオネ」といふ賤民(
立坊
(
たちんばう
)
抔
(
など
)
の類)の
裸裎
(
らてい
)
なるが煖き
沙
(
すな
)
に身を埋めて午睡せるあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
私は
屡
(
しばしば
)
の苦しい経験の後なので、懐中電燈を用意し全くの
裸裎
(
らてい
)
になつて床にもぐつた。
南京虫日記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
裸裎(らてい)の例文をもっと
(4作品)
見る
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
裎
漢検1級
部首:⾐
12画
“裸”で始まる語句
裸体
裸
裸足
裸身
裸體
裸形
裸蝋燭
裸馬
裸火
裸木
“裸裎”のふりがなが多い著者
魯迅
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
斎藤茂吉
森鴎外