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袖畳
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そでだたみ
ふりがな文庫
“
袖畳
(
そでだたみ
)” の例文
旧字:
袖疊
かく謂いつつ立上りて、するりと帯を解き、三枚
襲
(
がさね
)
を
颯
(
さ
)
と脱ぎて、
顎
(
あご
)
で押えて
袖畳
(
そでだたみ
)
、一つに
纏
(
まと
)
めてぽいと投出し
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
枕頭
(
まくらもと
)
の
行燈
(
あんどん
)
の影で、ええ、その
婦
(
おんな
)
が、二階廻しの手にも
投遣
(
なげや
)
らないで、寝巻に着換えました
私
(
てまえ
)
の
結城木綿
(
ゆうきもめん
)
か何か、ごつごつしたのを、
絹物
(
やわらかもの
)
のように優しく扱って、
袖畳
(
そでだたみ
)
にしていたのでございます。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
畳
常用漢字
中学
部首:⽥
12画
“袖”で始まる語句
袖
袖口
袖垣
袖無
袖乞
袖屏風
袖摺
袖褄
袖手
袖搦