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袖形
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そでがた
ふりがな文庫
“
袖形
(
そでがた
)” の例文
袖形
(
そでがた
)
の
押絵細工
(
おしえざいく
)
の
箸
(
はし
)
さしから、銀の振出し、という
華奢
(
きゃしゃ
)
なもので、
小鯛
(
こだい
)
には骨が多い、
柳鰈
(
やなぎがれい
)
の
御馳走
(
ごちそう
)
を思出すと、ああ、酒と
煙草
(
たばこ
)
は、さるにても極りが悪い。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
晩年には益々
昂
(
こう
)
じて舶来の織出し模様の
敷布
(
シーツ
)
を買って来て、中央に穴を明けてスッポリ
被
(
かぶ
)
り、左右の腕に垂れた個処を
袖形
(
そでがた
)
に
裁
(
た
)
って縫いつけ、
恰
(
まる
)
で
酸漿
(
ほおずき
)
のお化けのような
服装
(
なり
)
をしていた事があった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“袖”で始まる語句
袖
袖口
袖垣
袖無
袖乞
袖畳
袖屏風
袖摺
袖褄
袖手