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ふりがな文庫
“
表象
(
シンボル
)” の例文
おそらく里虹のみが知る双生児の
表象
(
シンボル
)
であろうし、さらに、実の妹とも知らずお袖と
懇
(
ねんご
)
ろにした、
骨肉相姦
(
インセスト
)
の意味も必ずやあるに相違ない。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
後生大切
(
ごしょうだいじ
)
に家内のお供をして歩くんだから芸のない野暮天の骨頂だよ。然るに二個連れは社会的勢力の
表象
(
シンボル
)
で、大阪紳士の理想といっても過言でない
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
資本主
(
しほんぬし
)
と
機械
(
きかい
)
と
勞働
(
らうどう
)
とに
壓迫
(
あつぱく
)
されながらも、
社會
(
しやくわい
)
の
泥土
(
でいど
)
と
暗黒
(
あんこく
)
との
底
(
そこ
)
の底に、
僅
(
わづか
)
に其の
儚
(
はかな
)
い
生存
(
せいぞん
)
を
保
(
たも
)
ツてゐるといふ
表象
(
シンボル
)
でゞもあるやうな
此
(
こ
)
の
唄
(
うた
)
には
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
あの扉と、あの閂! それは実にも、一度び閉されたならば人力の微弱さを嘲笑ふ開かずの
表象
(
シンボル
)
に相違なかつた。
酒盗人
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
そしてフッチの
表象
(
シンボル
)
にしたものが、実に面白いのでございます。
親しく見聞したアイヌの生活
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
▼ もっと見る
その時儀右衛門が苦しくなって中止したように、それはなんとも云えぬ、不気味な
表象
(
シンボル
)
だった。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「この串団子の模様が祇園の
表象
(
シンボル
)
ですよ。これは持って帰って
宜
(
い
)
いのです」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“表象”の意味
《名詞》
外面に表れた形や印。
象徴。
(出典:Wiktionary)
“表象”の解説
表象(ひょうしょう、en: Representation、fr: Représentation)は、一般には、知覚したイメージを記憶に保ち、再び心のうちに表れた作用をいう(イメージそのものを含めて呼ぶこともある)が、元来は「なにか(に代わって)他のことを指す」という意味である。類義語に、記号、イメージ、シンボル(象徴)がある。
(出典:Wikipedia)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
象
常用漢字
小5
部首:⾗
12画
“表象”で始まる語句
表象化