“行場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうば60.0%
ぎょうじょう20.0%
ゆきば20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また道場といい得る程の行場ぎょうばはなくとも、別当はそれぞれ当山派と本山派とに属する修験であったから、山伏や行者も相当に山入りをしたものらしい。
奥秩父 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
犬鳴山の行場ぎょうじょうへ籠ったのは翌年の三月一じつのことであるが、その山へこもるようになったのは前年の十月に霊夢を感じて仙術の修練に志したがためであった。犬鳴山では毎日滝にうたれて荒行あらぎょうをした。
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
行場ゆきばがないから、熟々しみじみ拝見をしましたよ、……まぶしい事でございました。」
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)