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血脈
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けつみゃく
ふりがな文庫
“
血脈
(
けつみゃく
)” の例文
兵法
(
へいほう
)
にいわく、
天水
(
てんすい
)
危城
(
きじょう
)
を
保
(
たも
)
つべし、
工水
(
こうすい
)
名城
(
めいじょう
)
も保つべからず。——
人体
(
じんたい
)
の
血脈
(
けつみゃく
)
ともみるべき大事な一
城
(
じょう
)
の水を、掛樋でよばんなどとは
築城
(
ちくじょう
)
の
逆法
(
ぎゃくほう
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……彼はただ、わたしをちょいとからかおうと思っただけのことだろうが、その一言一句は
猛烈
(
もうれつ
)
な毒となって、わたしの
血脈
(
けつみゃく
)
という血脈を走り回った。血がどっとばかり、頭へ
押
(
お
)
しよせた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
「
樹木
(
じゅもく
)
を
伐
(
き
)
るときは、
城
(
しろ
)
の
血脈
(
けつみゃく
)
たる水の手に水がれのおそれがあろう」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“血脈”の意味
《名詞》
血脈(けつみゃく、けちみゃく)
(けつみゃく)(context、dated)血管。
(けつみゃく)血のつながり。血統。
(仏教)(けちみゃく)教えが師から弟子へ受け継がれること。また、その系図。
(出典:Wiktionary)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“血”で始まる語句
血
血眼
血腥
血統
血汐
血痕
血潮
血飛沫
血相
血糊