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蝸牛
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まひ/\つぶろ
ふりがな文庫
“
蝸牛
(
まひ/\つぶろ
)” の例文
然
(
しか
)
も
婦人
(
をんな
)
の
前
(
まへ
)
、
蝸牛
(
まひ/\つぶろ
)
が
城
(
しろ
)
を
明
(
あ
)
け
渡
(
わた
)
したやうで、
口
(
くち
)
を
利
(
き
)
くさへ、
況
(
ま
)
して
手足
(
てあし
)
のあがきも
出来
(
でき
)
ず
背中
(
せなか
)
を
丸
(
まる
)
くして、
膝
(
ひざ
)
を
合
(
あ
)
はせて、
縮
(
ちゞ
)
かまると、
婦人
(
をんな
)
は
脱
(
ぬ
)
がした
法衣
(
ころも
)
を
傍
(
かたはら
)
の
枝
(
えだ
)
へふわりとかけた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“蝸牛”の解説
蝸牛(かぎゅう、cochlea)とは、内耳にあり聴覚を司る感覚器官である蝸牛管(cochlear duct)が納まっている、側頭骨の空洞である。蝸牛管を指して「蝸牛」と言うこともある。この名は、哺乳類においては蝸牛がカタツムリ(蝸牛)に似た巻貝状の形態をしていることによる。なお、蝸牛はかたつむり管、あるいは渦巻管(うずまきかん)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
蝸
漢検1級
部首:⾍
15画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
“蝸牛”で始まる語句
蝸牛角上
蝸牛廬
蝸牛氏
蝸牛虫
蝸牛庵主
蝸牛水車