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蜿蜒
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ゑんえん
ふりがな文庫
“
蜿蜒
(
ゑんえん
)” の例文
からかひ半分にやつてゐるやうにさへ思へたものだ——進駐軍が
蜿蜒
(
ゑんえん
)
幾十台ものトラックで米大使館の周辺に乗りつけるやトラックから一斉に飛び降りた兵隊らが
老残
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
昨日
(
きのふ
)
仰ぎし
惠那岳
(
えなだけ
)
は右に、
美濃
(
みの
)
一國の山々は波濤の打寄するが如く
蜿蜒
(
ゑんえん
)
と
連
(
つらな
)
り
亙
(
わた
)
りて、低き處には高原を
披
(
ひら
)
き、
凹
(
くぼ
)
き處には溪流を
駛
(
はし
)
らせ、村舍の
炊烟
(
すゐえん
)
、
市邑
(
しいう
)
の
白堊
(
はくあ
)
、その眺望の
廣濶
(
くわうくわつ
)
なる
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
蜿蜒
(
ゑんえん
)
として
衣桁
(
いかう
)
に懸る処、恰も
異体
(
いたい
)
にして
奇紋
(
きもん
)
ある一条の長蛇の如く、
繻珍
(
しゆちん
)
、西陣、糸綿、
綾織繻珍
(
あやおりしゆちん
)
、
綾錦
(
あやにしき
)
、
純子
(
どんす
)
、
琥珀
(
こはく
)
、
蝦夷錦
(
えぞにしき
)
、
唐繻子
(
たうじゆす
)
、
和繻子
(
わじゆす
)
、
南京繻子
(
なんきんじゆす
)
、
織姫繻子
(
おりひめじゆす
)
あり
毛繻子
(
けじゆす
)
あり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて
蜿蜒
(
ゑんえん
)
たるもとの姿にかへつたが
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
“蜿蜒”の意味
《名詞》
蛇のようなものがうねうねと進むこと。また、そのようなさま。
うねうねと長く続くこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
蜿
漢検1級
部首:⾍
14画
蜒
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜿蜒”で始まる語句
蜿蜒裊娜