蜀山人しよくさんじん)” の例文
毎月まいげつやらうとふ事に相成あひなり蜀山人しよくさんじんあるひ数寄屋河岸すきやがし真顔まがほでございますの、談洲楼焉馬だんしゆうろうえんばなどゝすぐれた狂歌師きやうかしつて、たゞ落語らくごこしらへたまゝひらいても面白おもしろくないから
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
成程なるほど南洲も大きかつたに相違ないが往時むかしの偉人をめるばかりではつまらぬ、吾々自ら偉人となつた積りで働かなければならぬと、蜀山人しよくさんじんが見たといふうなぎになりかけた薯蕷やまのいものやうに