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蚕
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かふこ
ふりがな文庫
“
蚕
(
かふこ
)” の例文
旧字:
蠶
この
御館
(
みたち
)
でも、
蚕
(
かふこ
)
は飼つて居た。現に刀自たちは、夏は殊にせはしく、
不譏嫌
(
ふきげん
)
になつて居ることが多い。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
われひとりと
思
(
おも
)
ふ心に居りにけりをさなき
蚕
(
かふこ
)
すでにねむりつ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
おのづから夏ふけぬらし
温泉
(
うんぜん
)
の山の
蚕
(
かふこ
)
も
繭
(
まゆ
)
ごもりして
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“蚕”の意味
《名詞》
(かいこ) 蚕蛾の幼虫。家蚕。春の季語。
(こ) (古)かいこ。
(出典:Wiktionary)
“蚕(カイコ)”の解説
カイコ(蚕、学名:Bombyx mori)はチョウ目(鱗翅目)カイコガ科に属するガの一種。和名はカイコガとされる場合もカイコとされる場合もある。カイコガと呼ばれる場合も、幼虫はカイコと呼ばれることが多い。幼虫はクワ(桑)の葉を食べて育ち、糸を分泌して繭をつくりその中で蛹に変態する。この糸を人間が繊維素材として利用したものが絹である。
(出典:Wikipedia)
蚕
常用漢字
小6
部首:⾍
10画
“蚕”を含む語句
養蚕
秋蚕
蚕飼
蚕食
春蚕
蚕児
沙蚕
養蚕地
蚕様
蚕玉
蚕養
飼蚕
蚕豆
蚕棚
臥蚕
天蚕糸
夏蚕
蚕業
蚕室
養蚕所
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