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蚕食
ふりがな文庫
“蚕食”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんしょく
95.0%
さんしよく
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんしょく
(逆引き)
あわよくば、その領を
蚕食
(
さんしょく
)
すべく、つねに積極的な他の土豪の
乱波
(
らっぱ
)
(第五列)が、純朴な農民をそそのかして、すぐ
攪乱
(
かくらん
)
を計るものらしい。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侵入者の
蚕食
(
さんしょく
)
と、そうして建てられた森林境いの家や柵は、昔の森林取締法によって非常な妨害とかんがえられ、鳥獣をおびえさせ、森林を
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
蚕食(さんしょく)の例文をもっと
(19作品)
見る
さんしよく
(逆引き)
とくに、山地の蛮人の
焼畑開墾
(
やきばたかいこん
)
は、原生林の状態を、相当
蚕食
(
さんしよく
)
してゐるので、これも、考へてほしい事だと云つた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
蚕食(さんしよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蚕食”の意味
《名詞》
蚕が桑の葉を食べるように、他国や他人の領分を侵すこと。
(出典:Wiktionary)
蚕
常用漢字
小6
部首:⾍
10画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“蚕”で始まる語句
蚕
蚕豆
蚕児
蚕棚
蚕飼
蚕様
蚕籠
蚕婆
蚕養
蚕室
“蚕食”のふりがなが多い著者
高見順
ロマン・ロラン
吉川英治
佐々木邦
谷崎潤一郎
林芙美子
夏目漱石
岡本かの子
永井荷風
太宰治