“藏(おさ)” の例文
新字:蔵
其後夫婦連れで例の西石垣(さいせき)の千本(ちもと)へお茶漬を一度食べに行つた時も、同じく細君の帶の間に藏(おさ)めてあつた蟇口の中から支拂はれたのであつたが
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
天之を生みて、天之を死(ころ)す、一に天に聽(まか)さんのみ、吾れ何ぞ畏れん。吾が性は即ち天なり、躯殼(くかく)は則ち天を藏(おさ)むるの室なり。精氣(せいき)の物と爲るや、天此の室に寓(ぐう)す。遊魂(いうこん)の變(へん)を爲すや、天此の室を離(はな)る。