“薜(せつ)” の例文
之に遇えば物に害あり。故(ゆえ)に大厲(だいれい)門に入りて晋景(しんけい)歿(ぼっ)し、妖豕(ようし)野(の)に啼(な)いて斉襄(せいじょう)殂(そ)す。禍(か)を降(くだ)し妖(よう)をなし、災(さい)を興(おこ)し薜(せつ)をなす。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「孟公綽(もうこうしゃく)は、たとい晉(しん)の趙(ちょう)家や魏(ぎ)家のような大家であっても、その家老になったらりっぱなものだろう。しかし、滕(とう)や薜(せつ)のような小国でも、その大夫にはなれない人物だ。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
惟(こ)れ幽明の異趣、乃(すなわ)ち詭怪(きかい)の多端、之に遇えば人に利あらず、之に遭えば物に害あり。故に大厲(だいれい)門に入りて晋景(しんけい)歿(ぼっ)し、妖豕(ようし)野(の)に啼いて斉襄(せいじょう)殂(そ)す。禍を降し妖をなし、灾(さい)を興し薜(せつ)をなす。
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)