“薜氏”の読み方と例文
読み方割合
せつし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薜氏せつしの池という今日まで名の残る位の釣堀つりぼりさえあった位ですから、竿屋だとて沢山たくさんありましたろうに、当時持囃もてはやされた詩人の身で、自分で藪くぐりなんぞをしてまでも気に入った竿を得たがったのも
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)