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薄菊石
ふりがな文庫
“薄菊石”の読み方と例文
読み方
割合
うすあばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすあばた
(逆引き)
まだ二十七八でせうが、
薄菊石
(
うすあばた
)
の小男で、三十にも三十五にも見える不景氣さが、此男をひどく老實らしく見せるのです。
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
又
薄菊石
(
うすあばた
)
の五十格好の男のやうに、吊皮に揺られて居る老婆を
傲然
(
がうぜん
)
と睥睨しながらふんぞり返つて居る方が、何れほど男らしいか分らないと思つた。
我鬼
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
その当時は、廿四、五だった、色白の、すらりと身長の高い、
薄菊石
(
うすあばた
)
のある、声の好い、粋なおやすさんが、もう六十五、六になって、須磨子さんの京舞を見ている。
大橋須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
薄菊石(うすあばた)の例文をもっと
(8作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
菊
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
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