“薄菊石”の読み方と例文
読み方割合
うすあばた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ二十七八でせうが、薄菊石うすあばたの小男で、三十にも三十五にも見える不景氣さが、此男をひどく老實らしく見せるのです。
薄菊石うすあばたの五十格好の男のやうに、吊皮に揺られて居る老婆を傲然がうぜんと睥睨しながらふんぞり返つて居る方が、何れほど男らしいか分らないと思つた。
我鬼 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
その当時は、廿四、五だった、色白の、すらりと身長の高い、薄菊石うすあばたのある、声の好い、粋なおやすさんが、もう六十五、六になって、須磨子さんの京舞を見ている。
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)