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葡萄色
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えびいろ
ふりがな文庫
“
葡萄色
(
えびいろ
)” の例文
小供の
衣服
(
きもの
)
を縫ふ——といふ事が、
端
(
はし
)
なくも智恵子をして亡き母を思出させた。智恵子は箪笥の上から、
葡萄色
(
えびいろ
)
天鵞絨
(
ビロウド
)
の表紙の、厚い写真帖を取下して、机の上に展いた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
山百合
(
やまゆり
)
のマルタゴン、
葡萄色
(
えびいろ
)
の
頭巾
(
づきん
)
を
被
(
かぶ
)
つてゐる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
矢張
(
やはり
)
女教師の、神山富江といつて、女にして背の低い方ではないが、信吾と並んでは肩先までしか無い。それは一つは、
葡萄色
(
えびいろ
)
の緒の、穿き減した低い日和下駄を穿いてる為でもある。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
葡萄色
(
えびいろ
)
の
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
葡萄色
(
えびいろ
)
の
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“葡萄色”の解説
葡萄色(えびいろ)は、山葡萄の実のような赤紫。また葡萄色(ぶどういろ)は、ブドウの実のような赤紫。鉄道のぶどう色についても本項で詳述。
(出典:Wikipedia)
葡
漢検準1級
部首:⾋
12画
萄
漢検準1級
部首:⾋
11画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“葡萄”で始まる語句
葡萄
葡萄酒
葡萄牙
葡萄棚
葡萄蔓
葡萄園
葡萄畑
葡萄圃
葡萄豆
葡萄茶