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つけい
ふりがな文庫
“
著入
(
つけい
)” の例文
恐ろしき
眼
(
まなこ
)
を見張り、「爾は昨日黒衣がために、射殺されたる野良犬ならずや。さては
妄執
(
もうしゅう
)
晴れやらで、わが
酔臥
(
えいふ
)
せし
隙
(
ひま
)
に
著入
(
つけい
)
り、
祟
(
たたり
)
をなさんず心なるか。
阿那
(
あな
)
嗚呼
(
おこ
)
の
白物
(
しれもの
)
よ」
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
対手
(
あいて
)
は名に負ふ黄金丸、鷲郎も
尋常
(
なみなみ
)
の犬ならねば、さしもの金眸も敵しがたくや、少しひるんで見えける処を、得たりと
著入
(
つけい
)
る黄金丸、金眸が
咽喉
(
のんど
)
をねらひ、
頤
(
あご
)
も透れと
噬
(
か
)
みつけ
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“著”で始まる語句
著
著物
著名
著者
著述
著手
著書
著々
著作
著聞集