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茨城
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いばらき
ふりがな文庫
“
茨城
(
いばらき
)” の例文
「
埼玉
(
さいたま
)
や、
茨城
(
いばらき
)
の
方
(
ほう
)
からくるんだ。
大
(
おお
)
きな
石
(
いし
)
を
機械
(
きかい
)
にかけて、こんなに
細
(
こま
)
かにして、
電車道
(
でんしゃみち
)
や、
河川工事
(
かせんこうじ
)
に
使
(
つか
)
うのさ。」と、その
男
(
おとこ
)
は、
答
(
こた
)
えました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうして
吾
(
われ
)
ながら驚いたのは、どうも
赤毛布
(
あかげっと
)
と並んで歩くのが愉快になって来た。もっともこの男は
茨城
(
いばらき
)
か何かの
田舎
(
いなか
)
もので、鼻から逃げる妙な発音をする。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
太平洋岸は
茨城
(
いばらき
)
・福島の境まで、日本海側は富山県を限りと言われているが、それも種類が少なく美しいものはなく、ことにうつせ貝のあざれて浜に寄るものばかりで
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それは
茨城
(
いばらき
)
の方で、以前関係のあった男が、そこで
鰻屋
(
うなぎや
)
の板前をしていることも打ち明けた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
そっちこちで悪い
噂
(
うわさ
)
が耳に入り、そのうち放浪時代から付き
絡
(
まと
)
っていた、
茨城
(
いばらき
)
生まれの情婦が現われたりして、彼女が十年働いて
溜
(
た
)
めた貯金も、あらかたその手切れに引き
取
(
だ
)
されてしまった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
茨
常用漢字
小4
部首:⾋
9画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“茨城”で始まる語句
茨城県
茨城郡