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苦悩
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なやみ
ふりがな文庫
“
苦悩
(
なやみ
)” の例文
旧字:
苦惱
般若の智慧を、親しく
磨
(
みが
)
いて、一切は空なりということを、体得せられたればこそ、
衆生
(
ひとびと
)
のあらゆる
苦悩
(
なやみ
)
を救うことができるのです。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
私は今改めて自白する、私の千代子に対する恋は、ほとんど一年にわたる私の
苦悩
(
なやみ
)
であった、
煩悶
(
わずらい
)
であった。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
薬石
(
やくせき
)
尽
(
こと/″\
)
く無用、自ら病を求めて病が
起
(
おこ
)
るのじゃ、其の病を自分手に
拵
(
こしら
)
え、遂に煩悩という
苦悩
(
なやみ
)
も出る、
之
(
これ
)
を知らずに居って、今死ぬという間際の時に、あゝ悪いことをした、あゝせつない何う仕よう
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いづこにかいづこにか
揺曳
(
ゆらび
)
ける
絃
(
いと
)
の
苦悩
(
なやみ
)
の………
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そして人生のあらゆる
苦悩
(
なやみ
)
を克服することによって、
苦悩
(
くるしみ
)
のない浄土を、この世に、この地上に建設されたのです。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
▼ もっと見る
ひたぶる抱きて涙すれど
恐怖
(
おそれ
)
と
苦悩
(
なやみ
)
の………
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
私どもは、少なくとも、般若の貴い「呪」を心に味わい
噛
(
か
)
みしめることによって、
自分
(
おのれ
)
の
苦悩
(
なやみ
)
を除くとともに、一切の悩める人たちの魂を救ってゆかねばなりません。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
あはれ、見よ、そのかみの
苦悩
(
なやみ
)
むなしく
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
大理石
(
なめいし
)
の
苦悩
(
なやみ
)
に
湯気
(
ゆげ
)
ぞたちのぼる。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かなたには
恋慕
(
れんぼ
)
びと
苦悩
(
なやみ
)
に抱く。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かきむしりゆく火の
苦悩
(
なやみ
)
。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“苦悩”の解説
苦悩
(出典:Wikipedia)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
悩
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“苦悩”で始まる語句
苦悩者