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苟
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まこと
ふりがな文庫
“
苟
(
まこと
)” の例文
だからこそ、殷の湯王の盤の銘にも、「
苟
(
まこと
)
に日に新たに、日日に新たに、日に又新たなり」とあるではありませんか。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
孔子曰く、
苟
(
まこと
)
に子にして欲するなくんば、これを賞すと
雖
(
いえど
)
も
窃
(
ぬす
)
まじ。しかれども魯
終
(
つい
)
に孔子を用うること
能
(
あた
)
わず。孔子もまた仕うることを求めず。(『孔子全集』、一九六一)
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
虞舜
(
ぐしゆん
)
の
孳孳
(
じじ
)
として善を爲し、大
禹
(
う
)
の日に孜孜せんことを思ひ、
成湯
(
せいたう
)
の
苟
(
まこと
)
に日に新にせる、文王の
遑
(
いとま
)
あき
暇
(
いとま
)
あらざる、
周
(
しう
)
公の
坐
(
ざ
)
して以て
旦
(
たん
)
を
待
(
ま
)
つ、孔子の
憤
(
いきどほ
)
りを發して食を忘るゝ如きは、皆是なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
自
(
みずか
)
ら
得
(
う
)
るあらば
苟
(
まこと
)
に伝ふるに堪へむ
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
苟
漢検1級
部首:⾋
8画
“苟”を含む語句
苟且
苟合
苟安
蠅営狗苟
事苟
章苟
苟且偸安
苟守的
苟安自適
苟簡
阿諛苟合