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色師
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いろし
ふりがな文庫
“
色師
(
いろし
)” の例文
お君お糸とは別な世界の人のやうに
扱
(
あつか
)
はれ、日頃ムシヤクシヤしてゐるうち、彌八といふ大變な
色師
(
いろし
)
と仲よくなり、彌八がお君と祝言して伊勢屋の跡取りがきまると
銭形平次捕物控:287 血塗られた祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こんな仕事には
誂向
(
あつらえむ
)
きに出来ている男だ、何か、ちょっとした危ない仕事がやってみたくてたまらないのだ、
小才
(
こさい
)
が利いて、男ぶりもマンザラでないから、あれでなかなか
色師
(
いろし
)
でな
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
遊ばせてやるのだと心得れば好かれぬまでも
嫌
(
きら
)
われるはずはござらぬこれすなわち女受けの
秘訣
(
ひけつ
)
色師
(
いろし
)
たる者の具備すべき必要条件法制局の裁決に徴して明らかでござるとどこで聞いたか
氏
(
うじ
)
も分らぬ色道じまんを
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
「業平右馬之丞といつて、名題の
色師
(
いろし
)
ですよ。二本差のくせに」
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
岡場所やけころへ
握
(
にぎ
)
り
拳
(
こぶし
)
で遊びに出かけるほどの
色師
(
いろし
)
です。
銭形平次捕物控:021 雪の精
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「白旗直八は御家人の冷飯食ひの癖に、名代の
色師
(
いろし
)
だ」
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「白旗直八は御家人の冷飯食いの癖に、名代の
色師
(
いろし
)
だ」
銭形平次捕物控:054 麝香の匂い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“色”で始まる語句
色
色彩
色々
色沢
色合
色紙
色艶
色褪
色気
色香