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船側
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せんそく
ふりがな文庫
“
船側
(
せんそく
)” の例文
船側
(
せんそく
)
に青竹を縛り付け手釣りの
上下
(
あげさげ
)
に滑りよき便りとする。
餌
(
ゑ
)
は綺麗な小海老の尻尾を去つて鈎なりに刺す。鬼のやうな顔のホゲ(東京でおこぜ)が釣れた。
坊つちやん「遺蹟めぐり」
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
と、金博士は事務長に挨拶すると、
舷
(
ふなべり
)
をまたいで、傾斜した
船側
(
せんそく
)
の上を
滑
(
すべ
)
り
台
(
だい
)
のように滑って、どさりと百花咲き乱れる花壇の真中に、トランク
諸共
(
もろとも
)
尻餅
(
しりもち
)
をついたのであった。
戦時旅行鞄:――金博士シリーズ・6――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
船側
(
せんそく
)
はもう
苔
(
こけ
)
むしている。船底はおそらくかきのいい住家になっているにちがいない。帆はまきおろされているが、すでにぼろぼろになって、使いものにはならないだろう」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“船”で始まる語句
船
船橋
船室
船首
船頭
船渠
船長
船尾
船乗
船暈