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臨淄
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りんし
ふりがな文庫
“
臨淄
(
りんし
)” の例文
私が伺いました日も、うわさに違わず、
臨淄
(
りんし
)
侯曹植様には、丁儀、
丁廙
(
ていい
)
などという寵臣を
侍
(
はべ
)
らせて、前の夜からご酒宴のようでした。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この作者は唐の
段成式
(
だんせいしき
)
であります。彼は
臨淄
(
りんし
)
の人で、
字
(
あざな
)
を
柯古
(
かこ
)
といい、父の
文昌
(
ぶんしょう
)
が校書郎を勤めていた関係で、若いときから奇編秘籍を多く読破して、博覧のきこえの高い人物でありました。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かくて曹丕の一旦の怒りは、ついに
兄弟
(
けいてい
)
墻
(
かき
)
にせめぐの形を取ってあらわれた。彼の厳命をうけた許褚は、精兵三千余をひっさげて、直ちに、曹植の居城
臨淄
(
りんし
)
へ殺到した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
臨淄
(
りんし
)
に
麒麟
(
きりん
)
があらわれた由で、市民は
檻
(
おり
)
に麒麟を入れて城門へ献上したそうです」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“臨淄(臨淄区)”の解説
臨淄区(りんし-く)は中華人民共和国山東省淄博市の市轄区。
工業都市・交通の要所。国家歴史文化名城に指定されている。斉国(春秋時代の姜斉、および戦国時代の田斉)の首都があった。
(出典:Wikipedia)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
淄
部首:⽔
11画
“臨”で始まる語句
臨
臨終
臨時
臨済
臨席
臨川寺
臨月
臨検
臨機
臨幸