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膓
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ちょう
ふりがな文庫
“
膓
(
ちょう
)” の例文
と、
忽
(
たちま
)
ち
覚
(
おぼ
)
ゆる
胸
(
むね
)
の
苦痛
(
くつう
)
、
膓
(
ちょう
)
の
疼痛
(
とうつう
)
、
誰
(
たれ
)
か
鋭
(
するど
)
き
鎌
(
かま
)
を
以
(
もっ
)
て、
刳
(
えぐ
)
るにはあらぬかと
思
(
おも
)
わるる
程
(
ほど
)
、
彼
(
かれ
)
は
枕
(
まくら
)
に
強攫
(
しが
)
み
着
(
つ
)
き、きりりと
歯
(
は
)
をば
切
(
くいしば
)
る。
今
(
いま
)
ぞ
初
(
はじ
)
めて
彼
(
かれ
)
は
知
(
し
)
る。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そして運悪くも、ちやうど彼女の肛門が彼の顔の真下にあつたので、
膓
(
ちょう
)
から出る息が一直線に吹き上げたのだが、その臭かつたことゝ云つたら、いかな猫好きもその時ばかりは
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そして運悪くも、ちょうど彼女の
肛門
(
こうもん
)
が彼の顔の真下にあったので、
膓
(
ちょう
)
から出る息が一直線に吹き上げたのだが、その臭かったことと云ったら、いかな猫好きもその時ばかりは
猫と庄造と二人のおんな
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
膓
部首:⾁
15画
“膓”を含む語句
心膓
断膓
斷膓
枯膓
熱膓
羊膓
膓加答児