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胴斬
ふりがな文庫
“胴斬”の読み方と例文
読み方
割合
どうぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうぎ
(逆引き)
一刀の
下
(
もと
)
に
胴斬
(
どうぎ
)
りにされていたのもありました。
袈裟
(
けさ
)
に両断されていたのもありました。首だけを
刎
(
は
)
ね飛ばしたのもありました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
馬に
鞭
(
むち
)
うち全速力で狼群の中を駈け抜けて逃れたが、そのとき、李陵の馬の
尻
(
しり
)
に飛びかかった一匹を、後ろに駈けていた青年左賢王が
彎刀
(
わんとう
)
をもって
見事
(
みごと
)
に
胴斬
(
どうぎ
)
りにした。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
番人と狼と格闘して狼が死ねば珍重珍重、番人が死んだ場合には大概
草臥
(
くたび
)
れた狼を
撲
(
ぶ
)
ちのめすだけの事、狼と番人とが四ツに組んで
捻合
(
ねじあ
)
って居たら危気無しに背面から狼を
胴斬
(
どうぎ
)
りにして終う分の事
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
胴斬(どうぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
胴
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
“胴”で始まる語句
胴
胴中
胴衣
胴間声
胴忘
胴乱
胴顫
胴服
胴巻
胴体
“胴斬”のふりがなが多い著者
中島敦
中里介山
幸田露伴