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胡麻白
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ごまじろ
ふりがな文庫
“
胡麻白
(
ごまじろ
)” の例文
実際テオドラ夫人の手料理は
美味
(
うま
)
かつた。尾崎氏は
肉汁
(
スープ
)
で汚れた
胡麻白
(
ごまじろ
)
の口髯を
捻
(
ひね
)
りながら、料理について色々な事を話した。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
頭髪も
髯
(
ひげ
)
も
胡麻白
(
ごまじろ
)
にて
塵
(
ちり
)
にまみれ、鼻の先のみ赤く、
頬
(
ほお
)
は土色せり。哀れいずくの誰ぞや、
指
(
さ
)
してゆくさきはいずくぞ、
行衛
(
ゆくえ
)
定めぬ旅なるかも。
たき火
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
市長池上氏は大事さうに
胡麻白
(
ごまじろ
)
頭を両手で抱へて、じつと考へ込んだ。アメリカの女が
巴里
(
パリー
)
を自分達の天国と思ひ込んでゐるやうに、市長の天国は東京にあつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
で高木氏はその臨海団を湊海岸に連れて
往
(
ゆ
)
く前に、一度自分の
邸
(
やしき
)
にその親達を
招待
(
せうだい
)
した。親達は禿頭をてか/\させたり、
胡麻白
(
ごまじろ
)
の
丸髷
(
まるまげ
)
を
傾
(
かし
)
げたりして
遣
(
や
)
つて来た。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
と言つて、
胡麻白
(
ごまじろ
)
の頭を
凡帳面
(
きちやうめん
)
に下げた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“胡麻白”で始まる語句
胡麻白頭