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胡亂々々
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うろ/\
助けられしは
嬉しく思ひしが是また同じく
勾引か
盜人にてあるべし如何して
能らんやと
薄氣味惡く
胡亂々々するを見て半四郎は是を
尋ねて呉しぞ先々
草鞋を
解て上るべし二人
連か御前樣大きに御苦勞なり先々御
上りなされ是々お初お
粂我等は何を
胡亂々々して居やる早く
洗足の湯を
覺し
蹌踉しながら一二丁程行し頃彼の老人
血眼になりて豐島屋の店へ立歸り最前
我腰掛居たる邊を
胡亂々々と何やら尋ねる樣子なりしが
側なる者に
對ひ私しは最前此所にて酒を