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胆勇
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たんゆう
ふりがな文庫
“
胆勇
(
たんゆう
)” の例文
この日、
下島
(
しもじま
)
先生の夫人、
単身
(
たんしん
)
大震中の薬局に入り、薬剤の棚の倒れんとするを
支
(
ささ
)
ふ。為めに出火の
患
(
うれひ
)
なきを得たり。
胆勇
(
たんゆう
)
、僕などの及ぶところにあらず。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
素裸に腹帯を
緊
(
し
)
めて、途中川二つ渡って、伯父夫婦を見舞に来た、宿に着いたのは真夜中二時だ、と聞くさえ、その
胆勇
(
たんゆう
)
殆
(
ほとん
)
ど人間の類でない、が、
暴風
(
ぼうふう
)
強雨
(
きょうう
)
如法
(
にょほう
)
の
大闇黒中
(
だいあんこくちゅう
)
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
勇
常用漢字
小4
部首:⼒
9画
“胆”で始まる語句
胆
胆力
胆吹山
胆振
胆汁
胆玉
胆煎
胆太
胆気
胆魂