“胆勇”の読み方と例文
読み方割合
たんゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この日、下島(しもじま)先生の夫人、単身(たんしん)大震中の薬局に入り、薬剤の棚の倒れんとするを支(ささ)ふ。為めに出火の患(うれひ)なきを得たり。胆勇(たんゆう)、僕などの及ぶところにあらず。
素裸に腹帯を緊(し)めて、途中川二つ渡って、伯父夫婦を見舞に来た、宿に着いたのは真夜中二時だ、と聞くさえ、その胆勇(たんゆう)殆(ほとん)ど人間の類でない、が、暴風(ぼうふう)強雨(きょうう)如法(にょほう)の大闇黒中(だいあんこくちゅう)
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)