トップ
>
耄
>
とぼ
ふりがな文庫
“
耄
(
とぼ
)” の例文
花「海上さん何うも済みません、今朝から
何処
(
どこ
)
で浮気してました、
何
(
なん
)
ですね、そんな
耄
(
とぼ
)
けた顔をしてさ、お
金
(
きん
)
どん
一寸
(
ちょい
)
と御覧よ、ホヽヽヽヽ」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
客「お
耄
(
とぼ
)
けでない、唄ったよ、お前が
撥
(
ばち
)
を持って、花魁の三味線でお前が変な声を出して唄ったという噂が残ってるよ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
すると一軒
隔
(
お
)
いて隣に
川村
(
かわむら
)
三八
郎
(
ろう
)
と云う者が居ますが、妙な堅いような
耄
(
とぼ
)
けたような変な人でございまして、早く開化の道理を少し覚え、開化は
宜
(
よ
)
いもんだと考えを起して居りますが
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
長「いや
耄
(
とぼ
)
けるなそんなら
如何
(
いかゞ
)
の
理由
(
わけ
)
で棚に
糊付板
(
のりつけいた
)
が有るのだ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
耄
漢検1級
部首:⽼
10画
“耄”を含む語句
老耄
耄碌
耄碌頭巾
病耄
耄碌馬
寐耄
老耄奴
耄碌爺
寝耄
老耄婆
耄及愚翁
耄碌頭布
耄衰
衰耄