“衰耄”の読み方と例文
読み方割合
すいもう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛慾の為に衰耄すいもうしたような甥の姿が、ふとその時浮び上るように、三吉の眼に映じた。二人は両国の河蒸汽の出るところまで、一緒に歩いて、そこで正太の方は厩橋行に乗った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)