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老練
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ろうれん
ふりがな文庫
“
老練
(
ろうれん
)” の例文
一人は四十を越した
赤銅色
(
しゃくどういろ
)
に顔のやけたりっぱな
老練
(
ろうれん
)
な船のりだった。もう一人は、色の白い青年で、学校を出てからまだ幾月にもならないといった感じの若い技士だった。
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あの
修行場
(
しゅぎょうば
)
には
一人
(
ひとり
)
の
老練
(
ろうれん
)
な
監督者
(
かんとくしゃ
)
が
居
(
い
)
るから、
不審
(
ふしん
)
の
点
(
てん
)
は
何
(
なに
)
なりとそれに
訊
(
たず
)
ねるがよい。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
四人の
老練
(
ろうれん
)
な刑事が、蛭田博士と称する怪青年のなわじりをとって、赤れんがの家の玄関を立ちいでました。悪人はしおしおとうなだれて、抵抗する元気など、どこにもなさそうです。
妖怪博士
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
失敗
(
しっぱい
)
すると、失敗の
本
(
もと
)
たりし理由を
人格視
(
パーソニファイ
)
して、あの
金
(
かね
)
のために
祟
(
たた
)
られたとか、あの機械のために一身を
亡
(
ほろ
)
ぼしたとか、ついにはこれを供給した人にこの
怨
(
うらみ
)
を
被
(
き
)
せ、
何
(
なん
)
の
某
(
なにがし
)
はあれほど
老練
(
ろうれん
)
であるから
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
“老練”で始まる語句
老練女