“置當”の読み方と例文
読み方割合
おきあて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
置當おきあてしとて終に番頭となし見世の事は久兵衞一人にまかせしなり尤も五兵衞のせがれに五郎藏と云ふ者有けれ共是は人並ひとなみはづれし愚鈍おろかにして見世の事等一向にわからざれば此番頭久兵衞などには宜樣いゝやうに扱はれ主人か奉公人かの差別もなき位の事なりまた親父おやぢの五兵衞と云者は是迄商賣向には勿々なか/\如才じよさいなけれ共さけすき女も好にていゝ年を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)