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繁劇
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はんげき
ふりがな文庫
“
繁劇
(
はんげき
)” の例文
兵馬倥偬
(
へいばこうそう
)
の日常、政務の
繁劇
(
はんげき
)
と、門客の出入りと、睡眠不足と、あらゆる公人的な
規矩
(
きく
)
から寸分でも解かれて、ほっと一息つく間に
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのおびただしい疲労のなかにも、会社の仕事はますます
繁劇
(
はんげき
)
を加えるばかりで、佐山君らはほとんど不眠不休というありさまで働かされた。
火薬庫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いかに
繁劇
(
はんげき
)
な
生涯
(
しょうがい
)
を送る人でも、折々いわば人生より
退
(
しりぞ
)
いて黙想するの必要あることは、たがいの経験で明らかであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
用向きの
繁劇
(
はんげき
)
なるがために、三日父子の間に言葉を交えざるは珍しきことにあらず。たまたまその言を聞けば、
遽
(
にわか
)
に子供の挙動を
皮相
(
ひそう
)
してこれを
叱咤
(
しった
)
するに過ぎず。
教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
劇
常用漢字
小6
部首:⼑
15画
“繁”で始まる語句
繁
繁昌
繁々
繁茂
繁華
繁盛
繁殖
繁吹
繁文縟礼
繁多