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縁近
ふりがな文庫
“縁近”の読み方と例文
読み方
割合
えんぢか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんぢか
(逆引き)
気のせいで、浅茅生を、
縁近
(
えんぢか
)
に
湧出
(
わきで
)
る水の月の
雫
(
しずく
)
が
点滴
(
したた
)
るか、と快く聞えたのが、どくどく脈を切って、そこらへ血が流れていそうになった。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蘿月は稽古のすむまで
縁近
(
えんぢか
)
くに坐って、
扇子
(
せんす
)
をぱちくりさせながら、まだ
冷酒
(
ひやざけ
)
のすっかり
醒
(
さ
)
めきらぬ処から、時々は我知らず口の中で稽古の男と一しょに
唄
(
うた
)
ったが
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
蘿月
(
らげつ
)
は
稽古
(
けいこ
)
のすむまで
縁近
(
えんぢか
)
くに坐つて、
扇子
(
せんす
)
をぱちくりさせながら、まだ
冷酒
(
ひやざけ
)
のすつかり
醒
(
さ
)
めきらぬ
処
(
ところ
)
から、時々は
我知
(
われし
)
らず口の中で
稽古
(
けいこ
)
の男と一しよに
唄
(
うた
)
つたが
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
縁近(えんぢか)の例文をもっと
(3作品)
見る
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
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縁
縁側
縁起
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泉鏡花