縁板えんいた)” の例文
小さい太郎は、おばあさんのひざから糸ぎれをとって、かぶと虫のうしろの足をしばりました。そして縁板えんいたの上を歩かせました。
小さい太郎の悲しみ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
出し組ばかりなるもあり、雲形波形唐草からくさ生類しょうるい彫物のみを書きしもあり、何よりかより面倒なる真柱から内法うちのり長押なげし腰長押切目長押に半長押、縁板えんいた縁かつら亀腹柱高欄垂木たるきます肘木ひじきぬきやら角木すみぎの割合算法
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして、縁板えんいたの上を歩かせました。
かぶと虫 (新字新仮名) / 新美南吉(著)