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縁故
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ゆかり
ふりがな文庫
“
縁故
(
ゆかり
)” の例文
自分から一席置いて隣の
二人連
(
ふたりづれ
)
は、舞台の正面にかかっている幕の話をしていた。それには雅楽に何の
縁故
(
ゆかり
)
もなさそうに見える変な
紋
(
もん
)
が、
竪
(
たて
)
に何行も染め出されていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其れから
御坊
(
ごばう
)
は昔願泉寺と云ふ
真言宗
(
しんごんしう
)
の
御寺
(
おてら
)
の廃地であつたのを、此の岡崎は祖師
親鸞上人
(
しんらんしやうにん
)
が越後へ
流罪
(
るざい
)
と
定
(
きま
)
つた時、
少時
(
しばらく
)
此地
(
こヽ
)
に
草庵
(
さうあん
)
を構へ、此の岡崎から
発足
(
はつそく
)
せられた旧蹟だと云ふ
縁故
(
ゆかり
)
から
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“縁故(縁故主義)”の解説
縁故主義(えんこしゅぎ)またはネポティズム(en: nepotism)とは、血縁を持つ縁故者を優先させる態度。
社会学の分野においては、同族・同郷者に限らず同じ共同体に属する人間の意見ばかりを尊重し、排他的な思想に偏る内集団偏向のことを指す。一般に、権力者はしばしば縁故者を自らの側近や部下として配することで知られる。
(出典:Wikipedia)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“縁”で始まる語句
縁
縁側
縁起
縁日
縁端
縁先
縁喜
縁付
縁談
縁者