緑子みどりご)” の例文
まだ新嫁にいよめでいらしッたころ、一人の緑子みどりご形見かたみに残して、契合ちぎりあった夫が世をお去りなすったので、あとに一人さびしく侘住わびずまいをして、いらっしゃった事があったそうです。
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
緑子みどりごの頭巾眉深まぶかきいとほしみ
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
緑子みどりごの頭巾眉深まぶかきいとほしみ
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)