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素破抜
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すつぱぬ
ふりがな文庫
“
素破抜
(
すつぱぬ
)” の例文
旧字:
素破拔
最早
(
もう
)
、虚無党の御世話になる必要は無いよ、クルップの男色を
発
(
あば
)
いてやれば、
忽
(
たちま
)
ち
頓死
(
とんし
)
するし、伊太利大蔵大臣の
収賄
(
しうわい
)
を
素破抜
(
すつぱぬ
)
いてやれば
直
(
ただち
)
に自殺するしサ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
口の軽い、
悪戯好
(
いたづらず
)
きの彼等は、どうかすると晴の場所でもそんな事を
素破抜
(
すつぱぬ
)
かぬとも限らないので、派手好き、宴会好きの成金も、この
輩
(
てあひ
)
の顔を見ると、そこそこに逃げ出してしまふ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そんなら俺も
彼奴
(
あいつ
)
の事を
素破抜
(
すつぱぬ
)
いてやらう、と気が立つて来て、卑怯な奴等だ、何も然う
狐鼠々々
(
こそこそ
)
相談せずと、退社しろなら退社しろと
瞭
(
きつぱ
)
り云つたら可いぢやないか、と
自暴糞
(
やけくそ
)
な考へを起して見たが
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“素破”で始まる語句
素破
素破拔
素破事