“素水”の読み方と例文
読み方割合
さみづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太竹の青き筒、つやつやし筒に、たぷたぷと素水さみづ入れ、硯の水さやけし、墨磨れと、かたへぎ、注ぎてまはりぬ。きほひける何なるならし。幼などちそのかの子らの、筒袖の、その中にしも級長われは。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
えちぎり洗ふ大根おほねをその葉さへかん素水さみづにわれは見つくす
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
えちぎり洗ふ大根おほねをその葉さへかん素水さみづにわれは見つくす
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)