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紀伊国
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きいのくに
ふりがな文庫
“
紀伊国
(
きいのくに
)” の例文
旧字:
紀伊國
しかしそこから南の方へまわって、
紀伊国
(
きいのくに
)
の
男
(
お
)
の
水門
(
みなと
)
までおいでになりますと、お傷の
痛
(
いた
)
みがいよいよ激しくなりました。命は
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
竹内市兵衛の子吉兵衛は小西行長に仕えて、
紀伊国
(
きいのくに
)
太田の城を水攻めにしたときの功で、豊臣太閤に
白練
(
しろねり
)
に朱の日の丸の陣羽織をもらった。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
早速、関白領であった、
紀伊国
(
きいのくに
)
、
田中庄
(
たなかのしょう
)
を、八王子に寄付された。今日まで、法華経が八王子の社で絶えないのは、そのためだとも言われている。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
迂老は幼にして貧、長じて医を学び、
紀伊国
(
きいのくに
)
濱口梧陵翁
(
はまぐちごりょうおう
)
の愛護を受け、幸に一家を興すことを得たりと
雖
(
いえども
)
、僅に一家を維持し得たるのみにして、世の救済については
一毫
(
いちごう
)
も貢献する所なし。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
皇后はその後、ある
宴会
(
えんかい
)
をおもよおしになるについて、そのお酒をおつぎになる
御綱柏
(
みつながしわ
)
というかしわの葉をとりに、わざわざ
紀伊国
(
きいのくに
)
までお出かけになったことがありました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
▼ もっと見る
大鷹
(
おおたか
)
はかしこまって、その鳥のあとをどこまでも追っかけて、
紀伊国
(
きいのくに
)
、
播磨国
(
はりまのくに
)
へとくだって行き、そこから
因幡
(
いなば
)
、
丹波
(
たんば
)
、
但馬
(
たじま
)
をかけまわった後、こんどは東の方へまわって、
近江
(
おうみ
)
から
美濃
(
みの
)
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
“紀伊国”の意味
《固有名詞》
紀 伊 国(きいのくに)
日本の旧国(令制国)のひとつ。現在の和歌山県と三重県南部にあたる。
(出典:Wiktionary)
“紀伊国”の解説
紀伊国(きいのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。南海道に属し、和歌山県と三重県南西部に属する。
(出典:Wikipedia)
紀
常用漢字
小5
部首:⽷
9画
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“紀伊国”で始まる語句
紀伊国名所図会
紀伊国人
紀伊国橋
紀伊国坂門
紀伊国熊野浦
紀伊国屋文左衛門