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精覈
ふりがな文庫
“精覈”の読み方と例文
読み方
割合
せいかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいかく
(逆引き)
馬琴の作が考証
精覈
(
せいかく
)
で歴史上または地理上の調査が行届いてるなぞと感服するのは
贔屓
(
ひいき
)
の引倒しで、馬琴に取ってはこの上もない
難有
(
ありがた
)
迷惑であろう。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
と鉄案断乎として
易
(
か
)
ふべからず、爾来十余年日本文学史を書くもの(たとへば三上、高津二学士の如き)多しと雖も未だ此の如き
精覈
(
せいかく
)
なる批評眼を見る能はざるなり。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
それよりも感心なは居暁の
博物
(
ものしり
)
で、
壁虎
(
やもり
)
の眼が
瞬
(
またた
)
かぬなど少々の例外あれど、今日の科学
精覈
(
せいかく
)
なるを以てしても、
一汎
(
いっぱん
)
に蛇の眼は瞬かず、蜥蜴群の眼が動くとは、動かし得ざる定論じゃ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
精覈(せいかく)の例文をもっと
(3作品)
見る
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
覈
漢検1級
部首:⾑
19画
“精”で始まる語句
精
精神
精悍
精進
精々
精緻
精霊
精巧
精舎
精進潔斎
“精覈”のふりがなが多い著者
山路愛山
南方熊楠
内田魯庵