“米久”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よねきゅう75.0%
よねきう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同日は明治学院より三一神学校を経浅草へ行き花屋敷に入り、米久よねきゅう牛肉店にて夕飯を食し、帰宅したのであります。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
てるは、千住の蕎麦そば屋に住込みで奉公する事になった。千住に二年つとめて、それから月島のミルクホールに少しいて、さらに上野の米久よねきゅうに移り住んだ。ここに三年いたのである。
古典風 (新字新仮名) / 太宰治(著)
米久よねきう通りへかかる時、おしげは暗がりを見すかすやうに、小腰をかがめて、花屋敷の方へ眼をやつた。
一の酉 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)