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箱棟
ふりがな文庫
“箱棟”の読み方と例文
読み方
割合
はこむね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこむね
(逆引き)
巣をつくり終わると、神社の拝殿か新築の家の屋根の
箱棟
(
はこむね
)
から、お祓いの白い紙をつみ切ってきて、それを巣に吊るすのである。
探巣遅日
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
あるいは
箱棟
(
はこむね
)
といって、舟の形をした木をさかさに伏せ、もしくは瓦をもってこの部分だけをつつんだものもあるが、日本全国を通じてもっとも多いのは、やはり萱とか藁とかの同じ材料と
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この屋根の
箱棟
(
はこむね
)
には雁が五羽
漆喰
(
しっくい
)
細工で塗り上げてあり、立派なものでした(雁鍋の先代は
上総
(
かずさ
)
の
牛久
(
うしく
)
から出て
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
で
紫蘇飯
(
しそめし
)
をはじめて仕上げたもの)。隣りに天野という大きな
水茶屋
(
みずぢゃや
)
がある。
幕末維新懐古談:19 上野戦争当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
箱棟(はこむね)の例文をもっと
(3作品)
見る
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
棟
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
“箱”で始まる語句
箱
箱根
箱丁
箱書
箱館
箱車
箱入
箱膳
箱庭
箱提灯
“箱棟”のふりがなが多い著者
柳田国男
高村光雲
佐藤垢石