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端然
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しゃん
ふりがな文庫
“
端然
(
しゃん
)” の例文
すっきり
端然
(
しゃん
)
と構えたる
風姿
(
ようだい
)
といい
面貌
(
きりょう
)
といい水際立ったる男振り、万人が万人とも好かずには居られまじき
天晴
(
あっぱ
)
れ小気味のよき
好漢
(
おとこ
)
なり。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
……袖の下には、お
位牌
(
いはい
)
を抱いて
葬礼
(
ともらい
)
の
施主
(
せしゅ
)
に立ったようで、こう正しく
端然
(
しゃん
)
とした処は、
視
(
み
)
る目に、神々しゅうございます。何となく
容子
(
ようす
)
が
四辺
(
あたり
)
を沈めて、陰気だけれど、気高いんでございますよ。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“端然”の意味
《名詞》
身なりや姿勢などがきちんと整っていること。
(出典:Wiktionary)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端近
端々
端居
端倪
端艇